Z1100B2 K様 エンジンオーバーホール後の白煙

エンジンオーバーホール済みのカスタム車両を購入されて乗られていたのですが、
ちょうど1年前に弊社でエンジン修理をしていました。
当時、カムホルダーのヘリサートのやり直しとシフトドラムの交換をしています。
そして最近白煙を吹くようになってきたそうです。
こちらがその動画です。
1年前の分解時はオーバーホール済み車両ということもあって、
点検の結果痛みも無かったのでステムシールは継続使用していました。
しかし今回の白煙はバルブステム周りからのようなので分解調査します。イメージ 2
前回やり直していたカムホルダーのヘリサートの状態を確認しておきます。
トルクは問題ありません。
バルブクリアランスも正常値です。イメージ 3
ヘッドを下して調査します。
イメージ 1
インテークバルブシート回りが濡れています。
インテークバルブからのオイル下がりのようです。
イメージ 4
バルブを外します。インテーク側はどれも傘がオイルで濡れています。イメージ 5
インテーク側のステムシールを点検します。外観は問題ありません。
イメージ 6
シールに傷をつけないよう慎重に外してみます。イメージ 7
ゴムの硬化やその他の異常も見当たりません。イメージ 8
ステムに通してみましたが、スムーズなフリクションを感じます。
ステムシールが原因ではないようです。
イメージ 9
バルブガイドを点検します。
エキゾーストポートは乾燥していましたが、
インテークポートはかなり湿っているのを分解前にも確認していました。イメージ 12
インテークガイドとヘッドの隙間にオイルが付着しています。
イメージ 10
エキゾースト側は異常なし。イメージ 11
今付いているガイドは純正ではないので、
車両購入前のオーバーホール時に交換されているようです。イメージ 13


今回はもう一度ガイド交換することになりそうです。
これからガイドを外して修理方法を検討します。