Z1000Mk2 W.H様 キャブセッティング

オーナーさん自ら一昨日、昨日と、
名古屋までエンジンの慣らしをされてきたそうで、
都合800キロほど走行を終えたのでキャブセッティングします。
一晩置いて朝の冷間始動は、キャブに直接ガソリンを吹きかけてから始動します。
このCRはスターター系統を殺してあるそうで、
ハイコンプでスターター回転が重くなったのもあり、始動にコツがいります。
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メインジェット以外は概ねOKなので、後は高速道でメインジェットを選定します。
八王子までは交通量が多かったので更にその先へ。
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談合坂SAまできました。
大月からの復路でさらに煮詰めます。
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メインジェットが決まったところで残りはガレージでの作業です。イメージ 4

スターターモーターをGPZ1100用新品に交換し、
クランキング回転を速めて始動性を良くします。
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キャブをずらしてスターターを外します。イメージ 6

GPZ1100用スターターモーターを取り付けます。
クランキングは十分に速くなりました。
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続いてジェネレーターカバーのカット加工をします。イメージ 8

今回は公道用で、ジェネレーターローターを残した仕様です。イメージ 9

サンダーで大まかにカットします。イメージ 10

ベルトサンダーで断面を整えます。イメージ 11

エンジンに仮付けし、クリアランスを確認します。
約1ミリのミニマム仕様です。
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溶接熱で歪まないよう、ダミーのエンジンに取り付けて溶接します。イメージ 13

当て板は5ミリの頑丈仕様。
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点付けしてから全周溶接します。イメージ 15

前側の窪みも溶接で盛っておきます。イメージ 16

溶接が済んだら軽く研磨します。
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念のため、内側にはボンドを塗っておきます。イメージ 18

公道用カットカバーの完成です。イメージ 19

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エンジンが冷えたところでヘッドのトルクを確認しておきます。イメージ 21

走行中に気付いたガタはステムベアリングからでした。
ナットが半回転ほど閉まります。
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都合0.7ミリほど増し締めできました。
ステムベアリングの座りが悪かったのでしょうか。
今後も進むようでしたら分解点検が必要ですね。
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最後にオイルとフィルター交換しておきます。
これで一連のエンジンオーバーホール作業が完了です。
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