デモ車MONSTER#60 エンジン分解点検

先日の筑波走行で、白煙が多くなって走行中止したマシンですが、
とりあえずスペアのノーマルZ1000R2エンジンに乗せ換えて、
チェック走行は終了しました。キャブセッティングも同じで行けそうです。
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下したエンジンを分解点検します。イメージ 2

カムホルダーネジのトルクも確認しておきます。大丈夫のようです。イメージ 3

継続して使っているZRX系のテンショナーの出代も確認してみます。イメージ 4

バネを抜いてからテンショナー本体を取り外します。イメージ 5

現状、ここまで出ていますが、この先1ノッチしかありませんでした。
あまり長期の使用には向かないかもしれません。
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カムホルダーを外します。各摺動部分もきれいで問題ありません。イメージ 7

カムを外します。リフターもきれいで問題ないようです。イメージ 8

ヘッドを外します。燃焼室も問題なさそうですが、4番がやや黒いですね。イメージ 9

エキゾーストポートを確認します。
4番だけバルブの傘が湿っています。他は大丈夫。
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インテーク側は4気筒とも特に異常無し。イメージ 11

シリンダー側を点検します。4番ピストンが湿っています。
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シリンダーを外してみます。
4番シリンダーのセカンドリングは固着して動きません。
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セカンドリングは溝に入ったままです。イメージ 14

よく見るとピストンピン周辺に損傷があります。
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他のピストンは特に問題ないようです。イメージ 16

外した4番ピストンがこちら。
ピンボス周辺が溶けて変形しています。
ピストンピンのサークリップは入っていますが、
ピン穴ごと広がっているのでピンが出入りする状態です。
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シリンダー側を見てみます。イメージ 18

ピストンピンが側面に当たった痕があります。
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スリーブの一部はだいぶ摩耗しています。
シリンダーの反対側も同じように摩耗しています。
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クランクに点検棒を通してみます。4番目は通りません。
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それぞれ3本づつの組み合わせだと通せるレベルのズレがあります。イメージ 23
シリンダー、ピストン、クランクは要交換。
原因は更に精査します。