今回は、ジェネレーターカットカバーの取り付けと、
タイヤウォーマーの使用に伴いチェーンラインを10ミリオフセットします。

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ジェネレーター無しのカットカバーは使用していましたが、
サーキット走行の度に交換するのはやはり面倒ですし部品も傷んできます。
そこで、J系より小型のMk2純正ローターにして、カバーをカットします。

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ノーマルだと公道でも擦ってしまうもの。今回の朝練でも擦ったそう。

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交換用に製作したカットカバーがこちら。
Mk2純正のジェネレーター周り一式です。

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スタータークラッチはJから移植します。

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スタータークラッチの締め付けは規定値の4kg・mでしっかりと。

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依然、クランクのテーパーもきれいなようです。

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スターターギヤのダンパーは薄くてフリクションが掛かりません、
右側の少し厚い物に交換します。

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ローターの締め付けも規定値の16kg・mでしっかりと。

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これで少しのタイムアップと毎回交換の煩わしさが解消されるでしょう。
思いっきりハングオンすれば8秒台位は大丈夫(?)なはずです。

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続いて、チェーンラインを10ミリオフセットします。
フロントはZZR1100C用のサンスター製スプロケットを使います。
純正互換品なので、3800円(税別)とリーズナブル。
オフセットは15ミリあるので、1000Jでの実オフセットは約10ミリになります。

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裏側が少し出っ張っているところがミソです。

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通常、ニンジャ系のフラットなスプロケはそのままではJ系に使えないのですが、
ZZR1100C用はギリギリセーフ。純正品もほぼ同形状です。

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締め付け部分は薄くてスプラインが出過ぎるのでスペーサーを入れておきます。

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右側がそのスペーサー。J系ミッションの内部パーツです。平行度が良くて高剛性。

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スペーサーを入れたところ。


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続いてリヤ側です。

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スプロケキャリアとホイールの間にスペーサーを入れます。

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10ミリのアルミ板からスペーサーを切り出します。

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スペーサーができました。

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取り付けはスプロケと共締めです。

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分解ついでにハブの締め付けトルクを確認しておきます。

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リヤのパッドもそろそろ交換時期のようです。

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チェーンラインが10ミリオフセットできました。
これでタイヤウォーマーの装着が楽になるでしょう。

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リヤローターもだいぶ薄くなってきたので、交換を予定してください。
