デモ車MONSTER#60 エンジン腰上分解

ヘッドガスケットのカムチェーン周辺からのオイル漏れのため修理します。
前回のエンジン分解は、去年6月のピストン交換でした。
それからほとんどサーキット走行のみで、筑波を約400周しています。
その間TOTレースも1回ありました。
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オイル漏れの場所は、
カムチェーントンネル前側のヘッドガスケットのところです。イメージ 2

いい機会なので、だいぶ塗装が傷んできたマフラーも再塗装することに。イメージ 3

今回はセラコートする予定。
先ずは、エンブレムを外して、以前の転倒キズなどを修正します。
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一部が潰れていたマフラーエンドは、板金して丸く復元します。イメージ 5

ベースはPMC製の初期タイプメガホンですが、
10ヵ所以上カットして加工しています。イメージ 6

ワークス車のようなツヤありブラックとなる予定です。
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エンジンの腰上を分解します。イメージ 7

点検しながら分解を進めていくと、#4プラグにグラつきがあります。
固着気味だったプラグを慎重に緩めていくと、
過去にプラグネジの修理で挿入してあったスリーブごと抜けてきてしまいました。
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修理の経緯は不明ですが、このヘッドの入手前に施工されていたものです。
こちらは再度、スリーブを製作して修理することに。
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カムを外す前にトルクチェックしておきます。
カムはWEBの109です。イメージ 11

ZRX系のカムチェーンテンショナーを使用していますが、
ストロークが短いので、現状の出代を確認しておきます。
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バネを抜いてから本体を取り外します。
この状態がエンジン内部での出代です。
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測ってみると約51ミリ。
プランジャーを引っ張るとこれが突き出しMAXなのがわかります。
これ以上はカムチェーンを張れないので、
カムチェーンガイドは早めの定期交換が必要です。
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カムを外します。イメージ 15

ヘッドを外します。イメージ 16


ほとんどサーキット走行のみのエンジン内部はこんな感じです。イメージ 17

ベースガスケットまで交換するので、シリンダーを外します。イメージ 18

筑波400周したピストンはこんな感じです。ピストンはワイセコのφ74ミリ。イメージ 19

先日の走行で1回オーバーレブさせてしまったので、
ピストンのバルブリセスにはバルブのスタンプが付いています。
その後も異状無く周回を続けていたので、バルブ曲がりは無いでしょう。
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燃焼室はこんな感じ。カーボンの堆積はほとんど無し。
#4プラグホールが陥没しているのがわかります。
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使用していたヘッドガスケットはこちら。ワイセコの同梱品です。イメージ 22

オイル漏れ部分も、目立った異常は無いようです。
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3月からのイメージ 24練習走行に向けて修理します。