後からキャブがこちらのCR35に決まり、コックの移設が必要になりました。
スピゴットを延長すれば成立しますが、延長は無しとのことです。

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Z1100-B2のタンクなので、コックはM22のネジタイプです。

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先ず、ホールソーでネジを切り取ります。

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コックを移設する位置はこの辺り。使用するのは定番の1100刀純正コックです。

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必要な部分を切り取ります。

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裏面にナットを取り付けたベースプレートを準備します。


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溶接の熱で表側の塗装が焼けないよう、濡れタオルで冷やしながら行います。

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ベースプレートが歪まないよう厚板で固定し、溶接で点付けします。

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なるべくタンクの温度が上がらないよう、少しずつ溶接していきます。

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全周ぐるっと溶接します。特に外側の部分は、塗装が傷まないよう少しずつ。

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無事に表側の塗装を傷めずにできました。

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オイルストーンで平面度を上げておきます。


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弱いエア圧で、漏れチェックしておきます。

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車体に載せて、確認します。

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レバーの操作も問題無いようです。

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続いてフロントキャリパーサポートの製作です。
Z1000J用フォークにφ320ミリローターの組み合わせです。

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サポートは10ミリのジュラルミン板から切り出します。


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最後にナイロンマットでヘアライン仕上げして完成です。

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取り付けるとこんな感じ。
