Z1000J1 H.T様 フロントフォークのオーバーホール

フロント周りの整備の続きです。イメージ 1

スピードメーターセンサーがなかなか抜けないと思ったら、
カップリングが潰れて引っかかっていたようです。イメージ 2

棒に通して叩いて修正します。イメージ 3

修正後はこちら。イメージ 4

これでスムーズに脱着できます。イメージ 5

フォークはオーバーホールするので、予めトップキャップを緩めておきます。イメージ 6

フォークを外します。スムーズに抜けるのでステムに曲がりは無いようです。イメージ 7

ステムを分解します。
ベアリングは乾燥して錆びているので交換します。
イメージ 8

ベアリングレースを抜きます。フレーム側はキズなど無く綺麗です。イメージ 9


ステアリングヘッド周りのフレームのサビが酷いので、
ワイヤーブラシで大方落とします。
イメージ 10

今回、フレーム塗装まではできないので、
還元剤を塗ってサビの進行を止めておきます。イメージ 11

これを塗ると、赤サビが黒サビになり、サビの進行が止まったようになります。イメージ 12

ついでにフレームの他のサビにも塗っておきます。イメージ 13

ライトステーもサビが酷いのでこちらにも塗っておきます。イメージ 14

30分くらいで化学変化により黒サビに変わってサビの進行がほとんど止まります。イメージ 15

外したフロントフォークをオーバーホールします。
欠品も特になく消耗も比較的少ない感じです。
イメージ 16

インナーチューブの上下ステムの間にあるサビは、
オイルシールを通す時にキズ付けないよう、
オイルストーンで凸部を削って慣らしておきます。
イメージ 17

オイルシールなどの消耗品を交換し、元通り組み立てます。
フォークのセッティングはマニュアル通りです。
イメージ 18

オイルレベルを合わせます。イメージ 19

スプリングは長さが規定値なので継続使用します。イメージ 20

最後に規定値のエアを充填して完成です。イメージ 21


状態の悪かったフロントブレーキは、
ストックしてあった1000R純正品と丸ごと交換することに。イメージ 22

リヤは代りがないのでオーバーホールします。イメージ 23

サビと汚れを落とし、洗浄してこんな感じです。イメージ 24

ライトステーのサビも黒くなってきました。イメージ 25

続いて、ジェネレーター周りを分解点検します。イメージ 26


ジェネレーターカバーとローターを外します。
クランクのテーパー面もきれいですね。
ダンパーの向きが逆なので、分解歴があるようです。
イメージ 27

スタータークラッチの締め付けトルクを確認します。
3本ともかなり弱く締まっています。
イメージ 28

分解してみると、スタータークラッチはズレて遊んでいたもよう。イメージ 29

ボルトの首下は叩かれて潰れています。トルク不足で緩んだのでしょう。
このままだとボルトが折れるところでした。
イメージ 30

他には特に異常は無いので、ボルトを新品に交換して組み立てます。イメージ 31

締め付けは規定トルクでしっかりと。イメージ 32


エンジン側に組み付けます。ダンパーの向きはこれが正解です。イメージ 33

ローターボルトにもネジロックを塗布します。イメージ 34

こちらも規定値でしっかりと締め付けます。イメージ 35

ジェネレーターハーネスのグロメット周辺は少しオイル漏れしているようです。
イメージ 36

きれいに洗浄し、脱脂してく組み直します。イメージ 37

ジェネレーターカバーを復元します。イメージ 38

これでエンジンの点検整備は終了です。イメージ 39