Z1000Mk2 K.Y様 ザッパーステムのWクランプ加工

今回の主なメニューは、モーリス取り付けとブレーキ周りの強化です。イメージ 1

モーリスホイールはオーナーさんがお持ち込みになった
ハイポイント製を使います。
ベアリング交換など必要な整備を行った上、
新規製作のワークスタイプローターをセットします。
フロントローター径はノーマルと同じφ296ミリ、リヤはS1と同じφ234ミリです。
タイヤはダンロップの α14Z 110/80-18 150/70-18 です。
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フォークはお持ち込みのザッパーステムに交換します。
手前のMk2純正ステムをWクランプのドナーとします。
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オフセットがノーマルの60ミリからザッパーステムの50ミリに変わることで、
18インチワイドタイヤ化するフロントホイールに最適化でき、
コーナーの進入がより自然な感じになります。
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先ず、ドナーのMk2ステムのクランプ部分を切断します。イメージ 5

切断面を整えます。
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ダミーのインナーチューブにセットします。イメージ 7

クランプを溶接します。イメージ 8

溶接の熱を冷ましている間に次の作業へ。
スプロケットカバーのワークス車風カットと、
スピードメーターギヤBOXの取り付けです。
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スプロケットカバーを外します。イメージ 10


裏側のダンパースポンジを外します。イメージ 11

型紙を使って切断ラインをマーキングします。イメージ 12

ジグソーで切断します。イメージ 13

切断面を念入りに研磨して仕上げます。
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これで「切った感」が無くなり、質感が上がります。イメージ 15

溶接の終わったステムは、塗装に出す前にネジをタップでさらっておきます。イメージ 16


ワークス化の部品2点完成です。イメージ 17

アウトプットシャフトの中空部分に、スピードメーター駆動ピンをセットします。
取り付けは、自転車のステムなどと同じすり割りです。
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セットするとこんな感じです。イメージ 19


ホンダ純正のギヤBOXを流用して取り付けます。イメージ 20

このように適度にしなる薄いジュラルミン板で固定する方が、
白い樹脂製カップリングの耐久性が伸びるようです。
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クラッチレバーはノMk2ーマルより少し長いZ1300純正品を使います。
今でも買えるので貴重ですね。
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2センチほど長いので、レバーの先を握る場合は操作が軽くなります。
J系にも流用可能です。
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ピボットのボルトもメッキが錆びているので新品交換します。イメージ 24

スピードメーターケーブルもホンダ純正を使います。イメージ 25


ケーブルのルートはこんな感じ。
タンクの下からフレームとの隙間を通し立ち上げます。イメージ 26



メータ取り付けのネジはボルトオンです。
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スプロケカバー周りは完成です。イメージ 27

キャリパーは交換するのでフルードを抜きます。イメージ 28

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スイングアームは、追加工と塗装があるので、一旦チェーンを切断します。イメージ 30


ノーマルリヤホイールを外します。イメージ 31

モーリスを仮組してフィッティングを確認します。イメージ 32

ワイドタイヤの逃げは既に織り込み済みです。
必要なトルクロッドの長さを確認します。
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スイングアームを外し、弊社のサンプル品を仮組しておきます。イメージ 34
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